簿記2級が受かる気がしない?失点原因別の勉強の見直し方

簿記2級が受かる気がしない?失点原因別の勉強の見直し方

※本記事は広告(アフィリエイト)を含みます。情報確認日:2026年9月29日。

簿記2級で点数が伸びないときは、まず直近の演習で「仕訳の理由を説明できない」「集計で間違える」「時間内に解き切れない」のどこで止まったかを分けてみましょう。この記事では、失点原因ごとの復習方法と、独学を続けるか質問できる教材・講座を検討するかの判断材料を整理します。

以下は学習を見直すための編集部の提案です。合格を保証する診断や、効果を実験した学習法ではありません。

執筆・編集:シカクと事務転職編集部

次の演習で確認する3つの工程 点数より、止まった工程を確認 ① 仕訳の理由が分からない科目を選んだ理由を記録する→ テキストの例題へ戻る ② 集計結果が合わない転記・符号・計算を照合する→ 間違った工程を解き直す ③ 時間内に終えられない所要時間と未着手の問題を記録→ 止まる箇所・着手順を見直す 再演習では「同じ誤りの再発」を確認
図:失点原因を切り分けるための整理(編集部作成)
目次

簿記2級が受かる気がしないとき、最初に見るもの

勉強時間や問題集を解いた回数だけでは、次に何を直すかは決まりません。まず、手元の問題集や模擬試験から直近の答案を1回分選び、解答を見ても理由が分からない箇所と、自力で解けたのに間違えた箇所を分けます。本試験で問題や答案を持ち帰れない場合は、手元にある演習の記録を使ってください。

点数が低かったことだけを理由に、向いていないと結論づける必要はありません。一方で、合計点だけから「時間不足だった」「教材が合わない」と原因を決めることもできません。以下の表を使い、実際に止まった工程を確かめましょう。

次の演習で残す記録と復習の対応
つまずき記録すること見直す方法
仕訳の根拠を説明できない科目を選んだ理由、説明できない論点テキストの例題に戻り、仕訳の理由を言葉で確認
仕訳はできるが集計が合わない転記・符号・計算のどこで違ったか解答の各段階と照合し、間違った工程を解き直す
解ける問題を時間内に終えられない問題ごとの所要時間、未着手の問題時間を測り、止まった箇所と着手順を見直す

失点原因別に、勉強のやり方を見直す

仕訳が分からない:答えの暗記から理由の確認へ

解説を読んで答えを写せても、なぜその勘定科目を使うのか説明できないなら、該当する例題へ戻ります。「取引の何が増減したか」「借方・貸方に置いた理由」のうち、自分が説明できない部分を短くメモしてください。

その後は解答を閉じ、理由を説明しながら解き直します。連結会計など複数の処理が続く問題なら、一度に全部を覚え直そうとせず、分からなくなった処理を特定します。既存教材で理由が分からない状態が続くなら、その箇所を質問できる学習手段の検討へ進みます。

集計で間違える:最初にずれた工程を探す

最終的な数字だけを直さず、途中の計算と解答を順に照合します。転記する金額、プラス・マイナス、計算式、合計のどこで初めてずれたかを記録しましょう。工業簿記でも、計算の考え方が分からない場合と、考え方は分かるが転記を誤った場合では戻る場所が異なります。

復習の記録は「計算ミス」で終えず、「途中の金額を転記するときに符号を取り違えた」など、次の演習で確認できる形にします。同じ種類の問題を解き直したときに、その誤りが再発したかを確認してください。

時間が足りない:理解の問題か、処理の問題かを分ける

時間を測らずに解いても分からない問題なら、まず理解の復習が必要です。時間をかければ解ける場合は、問題ごとの所要時間と、途中で止まった箇所を残します。長く考え込んだ問題と未着手の問題を並べて、着手順や途中で切り替える判断を見直しましょう。

得点できた分野も確認し、苦手分野だけに演習時間が偏っていないか振り返ります。誰にでも同じ解答順や時間配分が合うとは限らないため、次の演習で変更を試し、記録を比較してください。

公式資料を使って、自分の理解を確かめる

日本商工会議所の2級サンプル問題は、問題・答案用紙を確認できる公式の入口です。演習する場合はリンク先の資料を参照してください。本記事では問題や答案を転載していません。

公式の出題の意図・講評には、出題のねらいや解法のポイント、試験結果を踏まえたコメントが掲載されています。2級は過去の掲載回を含むため、該当回を確認して復習の参考にし、最新試験の傾向を保証する資料としては扱わないでください。

独学を続けるか、講座を検討するかの判断材料

教材を増やす前に、今ある教材で失点原因を説明できるかを見ます。説明できて再演習にも取り組めるなら、まずその教材で復習を続ける選択があります。分からない箇所が残る場合は、教材・講義の説明が自分に合うか、質問を送れるかを比べてください。

比較基準と確認方法

以下は、理解できない箇所への対処、費用、利用条件という観点で、購入前に確認する項目を整理した表です。講座の受講テストや効果の比較実験は行っておらず、サービスを点数化・順位付けしていません。最終確認日:2026年9月29日。

学習手段ごとに、利用前に確かめる項目
学習手段確認すること判断の目安
今の教材で復習例題の理由を説明できるか、誤りを特定できるか自分で疑問を解消できるなら、まず再演習する
別の教材・講義試し読み・無料体験などで、同じ論点の説明を理解できるか情報量の多さより、分からない箇所の説明との相性を見る
質問対応のある講座対象コース、回数、追加料金、回答までの案内、利用期限残っている疑問を質問できる条件か、申込前に公式案内で確認する

講座を比較する場合は、受講料の総額だけでなく、教材・模擬試験・質問対応がどこまで含まれるかを確認しましょう。質問対応があっても即日の回答や合格が保証されるわけではありません。学習時間や予算と合わなければ、今すぐ申し込む必要はありません。

自分だけでは解消できない疑問が残る場合の比較先です。

簿記の通信講座の違いを確認する

簿記2級の不合格について投稿された相談

公開Q&Aの相談を編集部が要約して紹介します。個人の投稿であり、受験者全体の傾向や学習法の効果を示す統計ではありません。合格したという結果報告が確認できない相談を、成功事例として扱っていません。

49点から65点へ伸びたが、再受験にも不合格だった相談

2回目は手応えがあったものの合格に届かず、教材を増やすべきか、次の受験に向けてどう勉強するかを相談しています。(編集部要約)

出典:Yahoo!知恵袋の相談(2026年4月25日)

編集部の見方:手応えと得点が一致しない場合もあります。ただし、この投稿だけでは失点箇所を特定できません。自分の復習では、演習答案のどの工程を誤ったかを確認する材料にしてください。

勉強を続けたのに、試験で10点だった相談

1年間学習したものの、商業簿記0点・工業簿記10点となり、学習を続けるか悩んでいるという相談です。(編集部要約)

出典:Yahoo!知恵袋の相談(2026年3月29日)

編集部の見方:点数と学習期間だけから、工業簿記に時間を使いすぎたなどと原因は断定できません。理解、計算、時間のどこで止まるかを演習で確かめる必要があります。

よくある質問

何時間勉強すれば簿記2級に受かりますか?
本記事では一律の合格時間を示していません。学習経験や理解の状態が異なるため、勉強時間だけで判断せず、演習で理由を説明できるか、同じ誤りが再発していないか、時間内に取り組めるかを確認してください。
何度も落ちたら、問題集を買い替えるべきですか?
買い替えを決める前に、今の教材で失点原因を説明できるか確認しましょう。説明できない箇所が残る場合は、試し読みや講義体験で説明の相性を確認し、必要なら質問対応も比較してください。
独学から講座に変えれば合格できますか?
受講しても合格は保証されません。質問したい内容が対象か、質問回数や追加料金、利用期限が学習計画に合うかを確認して判断してください。

関連情報:学習の比較と資格取得後の仕事

講座ごとの情報を確認したい人向けに、以下の関連記事を用意しています。仕事の相談は別の目的であり、現在の学習のつまずきを解消するために転職サービスへ登録する必要はありません。

仕事での活用を知りたい場合、厚生労働省のjob tag「経理事務」では、日商簿記検定を仕事に役立つ関連資格として紹介しています。資格取得だけで採用や待遇の改善が決まるわけではないため、仕事内容や応募条件も分けて確認しましょう。

まとめ:次の演習では、直したい工程を1つ決める

「受かる気がしない」と感じたときは、直近の答案から仕訳・集計・時間のどこで止まったかを確認しましょう。最初に違った工程を復習し、次の演習で同じ誤りが再発するかを見るところから始めてください。

疑問を自分で解消できない場合に、説明の異なる教材や質問対応を比較します。合否や点数を約束する学習法としてではなく、次に何を確かめるかを決めるために本記事を活用してください。

— シカクと事務転職編集部

最終確認:2026年9月29日。参照した相談は公開Q&Aを編集部が要約したものです。公式試験情報は日本商工会議所の案内をご確認ください。

— シカクと事務転職編集部

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この記事を書いた人

資格を活かした事務職へのキャリアチェンジを取材する編集部です。簿記・経理・宅建など事務系資格と求人の実態、講座選びのポイントを公開情報や利用者の声をもとに整理。「資格を取って、事務職で長く働く」ための現実的な道筋を発信します。

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